ホステスの自由出勤システムを導入した背景 TOP PAGE
現在の一般店での給料と雇用形態
タニヤやスクンビットの日本人クラブにおけるホステス雇用形態は二通りに別れます。
固定月給支給
の雇用形態
・・・
○一般的に初入店時の初任給は5,0006,000バーツ。
○有給休暇は月2日。土日祭日を含み月2日です。これ以上の欠勤は給料控除されますが、欠勤理由により控除額が変わります。
   @病欠の場合・・・
   給料の
1/30控除(病院発行の診断書を提出必須、クリニック発行不可)
   A診断書提出不可の場合・・・
   各店によりシステムの違いはありますが、一般的に
11,000バーツが多いです。
   従って、月間2日間の有給休暇以外に
56日欠勤すると、当月の給料は無給と
   なります。無給となった時点で、更に出勤をしないと解雇処分、または追徴となり
   翌月の給料まで反映します。

○給料には交通費が含まれています。
○健康保険・雇用保険等の福利厚生システムはありません。
無月給・歩合給
のみの雇用形態
・・・
○固定給料を設定せず、お客様との接客における歩合給のみ受給を受けるシステム。
○歩合給は一般的に30分に付き7080バーツ。
○出勤時間は自由だが、一般的には午後10時または11時以降まで帰宅はできません。
クラブ代官の自由出勤システム
 一般的な勤怠システムで良いのか?・・・タニヤやスクンビットの日本人クラブに精通されている方は既に経験があると思いますが、選択したホステスが当日生理の日であった場合があります。生理や体調不調で勤務に出て来ているホステスは、上記のシステムが存在するために無理をして出勤をして来ています。お客様がやっとお気に入りのホステスを見つけても、店外へ一緒に出る事ができません。出たとしても、その後の期待は外れます。ホステス達も体に対して無理をしているのが実情です。病欠で無くても、家庭や友達の事情で欠勤をしなければならない時はあります。しかし、多くの店では病院指定(クリニック不可)の診断書提出が可能ある病欠しか認めていません。このような労働条件で良いのでしょうか。
 完全自由出勤システムのメリット・・・上記の実情を踏まえ、当店クラブ代官では自由出勤と致しました。ホステスは、用事がある時や体調が優れない時には気がね無く休めます。夕刻に用事があっても深夜には時間がある場合は、遅く出勤もできます。逆に言えば、体調の良いホステスや時間的に問題の無いホステスが出勤してきます。巷に多い「今日はお母さんが田舎から出てきている」や「友達の誕生日だから」などの嘘八百を並べて早めに切り上げたがるホステスは事実上皆無となります。これはお客様にとってもメリットがあるはずです。
 システム利用の対象・・・当店のホステスはクラブ代官に所属をしており、自由出勤だからと言って、お客様との接客中は例え出勤をしない状態であっても勤務中と判断するのが必須であります。自由出勤は、あくまでもホステスに対しての福利厚生であるにすぎません。お客様がこの自由出勤システムを利用する事は、本来の福利厚生から離脱しています。「自由出勤システムならば、欠勤料が発生するのはナンセンス」などと言うお客様がもしおられるならば、ではこのホステスの所属は何処なのでしょう。そのように誤解される方は、タニヤやスクンビットの日本人クラブでは無く、テルメ・カフェやルンピニ公園で危険な女性人を選択した方が良いでしょう。この場合は何があっても一切何処にもクレームを持って行く事ができませんので、自己責任の上での選択となります。一か八かの危険が好きな方は、どうぞご自由に。
CLUB DAIKAN - THANIYA BANGKOK